パトルの軍事博物館3 超絶無敵究極兵器の評価。面白いのか?
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パトルの軍事博物館3 超絶無敵究極兵器は数々の兵器を扱って戦うターン制シミュレーションのPCゲームだ。
パトルの軍事博物館3 超絶無敵究極兵器の評価と面白いのかどうかを紹介していく。
パトルの軍事博物館3 超絶無敵究極兵器の評価
ストーリーゲームの流れ・戦闘
総合評価
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ストーリー
パトルの軍事博物館3 超絶無敵究極兵器の主人公はベンジャミン。兵器愛好団体「MVU」の会長である。

「MVU」では戦車は航空機を使って、展示、体験乗車会、演習、歴史的会戦の再現を行っていた。
「MVU」は会員数こそ100003人と多いが、実際は世界各地の支部は書類上の存在、兵器は財政難のため売るしかなく、大量の借金まで抱えていた。
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不振の原因の多くはベンジャミンの無能さにある。なぜ失敗したのか振り返らず、今持っているお金も管理できない。そのいい加減さ能天気さは常軌を逸していた。
膨れる借金の解決方法としてベンジャミンは「返す金額以上に金を借り続ける」という作戦を自ら選択してしまう。
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物語の登場人物はほとんど皆クレイジー。
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おバカな兵器ドンパチ物語を存分に楽しむことができる。
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パトルの軍事博物館3 超絶無敵究極兵器ではまず最初に「MVU」本部の場所をイギリス、ドイツ、日本、ロシアなど世界各国の中から決める。

本部から出撃して移動していくことになる。例えば本部を日本にした場合はまずは日本各地を回ることになるため、日本の兵器と戦い、日本の兵器を手に入れやすい状態になる。
好きな戦車・航空機がある場合は、その兵器の生産国を選択するといい。
出撃前に各キャラに兵器などを装備することができる。
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出撃すると各地のマスでは様々なイベントが発生する。
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戦闘マスでは様々な敵とのターン制バトルに突入する。
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あらかじめ各キャラに装備した兵器によってHPや攻撃力といったステータスはもちろん、使えるスキルも異なる。
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例えば、多くの戦車は装甲を貫ける「徹甲弾」などのスキルが使える。多くの航空機は「機銃掃射」が使える他、空の目標に対しては「空戦」、「格闘戦」などで大きなダメージを与えられる。
また、キャラを「前衛・中衛・後衛」のどこに配置するかも重要。前衛は被弾しやすいので耐久力が高い兵器を装備したキャラにするなど事前の編成はよく考えたい。
事前の編成やスキルの使い方などが問われ、どう戦うか考えるのが面白い。
戦闘で勝てば経験値の他、「信用」と「ツケ」が増えることになる。
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「ツケ」は増えてしまうが、「信用」が増えることで、マップ上の町に存在する銀行から金が借りられるのでこの世界では問題ないのだ!
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戦闘やマップ移動をこなして時間がある程度経つと、スーパーマリリン(母親)に借金の利息を払う必要がある。
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利息を払うことができないとスーパーマリリンに「MVU」を乗っ取られゲームオーバーとなる。よって利息を払う前に金を借りておく必要がある。
とはいえ、ゲームオーバーになったらそれはそれで特典があるので悲観することは全くない。
以上のようにバカゲーではあるが兵器に関しては大真面目であり、各兵器の性能は史実をよく再現しているのが素晴らしい。
日本であれば「九七式中戦車チハ」、「九五式軽戦車 八号」、「一〇〇式重爆撃機 呑龍」、「一式戦闘機 隼」などが登場する。
例えば「一〇〇式重爆撃機 呑龍」は重装甲である一方で高速化を目指したが速度がそこまで速くならなかった機体である。その史実通りHPは高いが速力は普通レベルとなっている。
このように史実をよく参考にして作られた世界の兵器が300以上も登場する。最初は選んだ国を回ることになるが世界各国へ行くことができ、様々な戦車や航空機を集めて自分だけの軍隊パーティを作れるのが面白い。
目次にもどる総合評価
パトルの軍事博物館3 超絶無敵究極兵器は「真面目で奥が深い軍事兵器バトル」と「不真面目でオバカな自転車操業」の両方が味わえる点が高評価。
コンテンツ量も膨大。大量の兵器が登場し、世界各国の町では様々なイベントが発生する。
ミリタリー好きの人にはもちろんおすすめ。またバカゲーが好きな人にもおすすめだ。ぜひプレイしてみてほしい。
ゲーム名 | パトルの軍事博物館3 超絶無敵究極兵器 |
ジャンル | ターン制バトル&シミュレーション |
作者 | Flying Panjandrum / ふらいんぐパンジャンドラム |
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